本物の拳銃を突きつけられたとき、ひとは絶望なんかしない(と、なぜかマッチョの話)【文責・雨宮美奈子】

数年前、本物の拳銃を突きつけられたときの実体験の話をお届けします。なぜか途中、関係ないマッチョのイケメンなども登場しますが、自由気ままに綴るエッセイなのでお許しください。 <文責・雨宮美奈子>
雨宮美奈子 2021.07.05
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皆さま、こんにちは。雨宮美奈子(あまみや みなこ)です。

このたびはニュースレター『文責・雨宮美奈子』に登録いただき、改めて感謝申し上げます。ということで、初回の配信となる今回。

 

わたしが今までインターネットに書かなかった実際に数年前に経験した『本物の拳銃を突きつけられたときの話』をお届けいたします。
そんな拳銃を突きつけられた時の恐怖体験を話したかったはずが、いざ書いてみると、なぜか途中でイケメンマッチョに売春を持ちかけられる話とか出てきてしまって正直収集がつきませんでした。
しかし、ここは文責・雨宮美奈子、自由にやらせていただきます。(編集者がいれば絶対にカットされていた話ばかり……)

どうしても説明したかったのでお許しください。
長文なので少しずつ本を読む気持ちで、ゆっくりと楽しんでいただければ幸いです。


ふらりふらりと、自由に書いています。それでは最後までお付き合いのほど、よろしくどうぞ。

本物の拳銃を突きつけられて

日本で平和に生きていれば、そう簡単に本物の拳銃には遭遇することはない。よくて猟銃を見る程度で、映画やアニメでお馴染みの小さなピストルは実物すら一度も見たことはないというのがほとんどの人間の感覚で、だからその本物の重さも恐ろしさも、何もかもは想像の範囲を出ることはない。撃たれたら、死ぬのだろう、そういう状況になったらきっと声も出ないのだろう、身体は固まるのだろう、せいぜい思いつくのはそこまでくらいのもの。

もちろん、わたしもそのような感覚の中で生きていた、────数年前までは。

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